中小企業経営者様のIT経営相談室

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データで観るビジネス

二つのグループを比較、差は本当にあるか?(実例で見る)

過去2回の記事では、統計的仮説検定の考え方とExcelで行うt検定について紹介してきました。 統計的仮説検定の考え方に関する記事はこちらをご参照ください。 Excelで行うt検定についてに関する記事はこちらをご参照ください。 今回はこれまでの情報をベース…

二つのグループを比較、差は本当にあるか?(続き t検定)

前回の記事では2つのグループのデータに本当に差があるのかどうかという検証を進めるために、統計的仮説検定に関する考え方を紹介しました。 統計的仮説検定では、”有意である”という表現をよく使います。 この”有意である”というのはどういうことかをまず…

二つのグループを比較、差は本当にあるか?

ビジネスの現場で2つのグループのデータに本当に差があるのかどうかという検証はよくあることだと思います。 例えば、2つの工場の不良率の差から品質管理の優劣さを見る、2つの店舗の売上高の差から営業方法の優劣さを見る、2つのクラスのテストの点数か…

コロナの経済影響を可視化するV-RESAS

オープンデータの活用として、以前の投稿でRESASの紹介をしましたが、その姉妹サイトのV-RESASを今回はご紹介します。 V-RESASは新型コロナウイルスが、地域経済に与える影響を把握し、地域再活性化施策の検討におけるデータの活用を目的とした見える化を行…

誤った情報に惑わされないためには?

多くのフェイクニュース(偽情報)が出回る中、すぐに情報に飛びつくのではなく、情報の真偽を見極めて行動を起こしたいものです。 ですが、情報の真偽を見極めるのは、かなりの労力が要りますし、調べたけれども結局よく分からなかったという経験をお持ちの…

人は二極化して考えるのが好き

私たちは物事を二極化して考えることがよくあります。 男性と女性、経営者と従業員、与党と野党、などです。 例えば人口の2パーセントの人が国全体の資産の50%を保有しているなどという報道を耳にすれば、金持ちと庶民という構図が直感的にわかりやすく伝…

オープンデータを活用した自社の課題解決

データ分析 統計を読み解く力やデータ分析に基づく施策立案能力は、ビジネス上の必須スキルとなりつつあります。 日本政府も平成30年、政策効果の測定にデータ(エビデンス)を求めるEBPM(Evidence-Based Policy Making(証拠に基づく政策立案))取組方針…