中小企業のためのIT戦略
10月31日まで自己診断結果を提出した企業は無償で自己診断結果と全体データとの比較を可能にするベンチマークなどによる分析結果を提供されます。 詳しくは「DX推進指標 自己診断結果入力サイト」をご参照ください。 自己診断は上記サイトよりダウンロードし…
日本ディープラーニング協会のE資格に合格しました。 E資格では、AIに関する応用数学・機械学習・深層学習・開発環境に関する技術力が問われます。 これからも中小企業を支援するディープラーニングエンジニアとして研鑽・活躍をしていきたいと思います。
DXに関心があるものの、ハードルが高いと感じる中小企業も多いことと思います。 今回はDX戦略の”あたりを付ける”ための簡易ツールをご紹介したいと思います。 中小機構が提供する「IT戦略ナビ」です。 トップページにあるように5分で自社に必要なソリューシ…
法案の誤字が最近話題になりました。 「地縁」を「地緑」とした誤記例もあったようです。 人が入力した場合は「地縁」を「地緑」と入力することはないと思われますので、おそらく元の文書をOCR(文字認識)で読み込ませた誤記例だと思います。 Wordの「エデ…
経済産業省は中小企業のAI活用の指針として「AI活用ハンドブック」と「中小企業とAI人材の協働による課題解決事例」を先月31日にリリースしました。 今回リリースされた「AI活用ハンドブック」は卸売業・小売業のための需要予測をテーマにしたものと製…
3月24日の日経新聞に”改革に失敗3つのワナ”と題する記事がありました。 それによるとDX推進に失敗する要因として以下の3点が挙げられています。 トップの意識が低い、経営トップに戦略がない 推進役の能力不足、DX部門のスキル不足 事業部門の抵抗、現場を…
中小企業経営者の方とお話をすると、「AIの良さは良くわかるのですが、セミナーなどに出ても大企業向けの話ばかりで、中小企業がどのようにAIを導入して活用していくべきかが、よくわからない」という言葉をよく耳にします。 確かにIT業界でこれまでの使用さ…
お客様からお問い合わせをいただいてから、課題解決が終了するまでの流れをご紹介します。 1.お問い合わせからコンサルティングの開始まで お問い合わせはこちらのフォームをご使用ください。通常24時間以内に折り返しのご返信をさせていただきます。 ご提…
東証のシステム障害に関して独立社外取締役による調査委員会が調査報告書を公表しました。 この調査報告書からシステムを発注する側が留意すべきことについて今日は考えてみたいと思います。 詳細はJPXの「システム障害に係る独立社外取締役による調査委員会…
群馬県前橋市の相模屋食料株式会社は豆腐の需要予測をAIで行っているそうです。 相模屋食料は日本気象協会と連携、ツイッターから購入した「暑い」・「寒い」といったつぶやき情報もデータとして取り入れ、体感温度を分析、これに気象情報を組み合わせて、…
あるメガネ屋さんのイベントに行った時のことです。 ”AIが自分に合ったメガネを選んでくれます”、というキャッチコピーが目に入り、そのブースに足を運んでみました。 店員さんからたくさんの(メガネと関係ない)画像を見せられ、その中から自分の好みの画…
54歳で会社を退職しました。 そして54歳で初めてYoutubeチャンネルを開設して、英語の動画にもチャレンジしてみました! チャレンジすることに年齢は関係ない! 今は中小企業診断士&IT技術者として独立して活動しています。 アラフィフだって決して遅くない…
ニューラルネットワークでは、入力値を入力層→隠れ層→出力層へと伝達するしくみであることは、前回お話しました。 前回の投稿記事はこちらです→「AIを構成するニューラルネットワークとは?」 活性化関数は、このニューラルネットワークで重要な役割を果たし…
AIを構成するニューラルネットワークとは、ヒトのニュ―ロン(神経細胞)の働きを数学的に抽象化し、人工的にネットワーク化したものと言えます。 ヒトのニュ―ロン(神経細胞)はシナプスと呼ばれる知覚情報の伝達器官を通じて細胞体から次の細胞体へと情報を…
5年間で売上を2倍にするという経営計画を立てたとします。 では、この目標を達成するためには毎年1年間では何%の売上アップを目標にしたらよいでしょうか? 毎年の売上アップ率をSとすると 今年度の売上 × S × S × S × S × S = 今年度の売上の2倍 となるS…
クラウドサービスをいよいよ導入することになったら、社内のクラウド管理者を任命します。 クラウド管理者といっても、必ずしもITの専門家でないケースも多いと思います。 そこで、クラウド管理者については最低限以下の3点については、実施するようにします…
前回の記事では、クラウドサービスのメリットについてお話しました。 もちろんクラウドサービスはいいことばかりではなく、事前に確認・検討しておかなければならない点もあります。 今回は、クラウドサービスをいざ自社に導入する場合に気をつけるべきいく…
クラウドサービスを導入するメリットを自社でシステムを構築する場合と比較して考えてみたいと思います。 一般的にクラウドサービス導入のメリットとしては、導入までの時間の早さ・コストの削減・運用の容易さが挙げられます。 これを自社システムを構築す…
前回の投稿記事にて、クラウドサービスの定義や分類についてお話しました。 今回はクラウドサービスがどのようなコンピュータ資源から構成され、その構成によってクラウドサービスがどのような形態で提供されているかについてお話ししたいと思います。 クラ…
「政府情報システムにおけるクラウドサービスの利用に係る基本方針」は、2018年に政府が公表したクラウドサービスに関する指針です。 この基本方針では、”クラウド・バイ・デフォルト原則”という言葉が使われています。 この”クラウド・バイ・デフォルト原則…
日経BP総合研究所イノベーションICTラボが実施した新型コロナ対策テレワーク実態調査(業種別に見たテレワーク利用状況)によると最もテレワーク利用状況の低い業界は建設業であったようです。 建設業はハコモノを扱う以上、ある程度仕方がないところもある…
消費者庁の公表した「消費者のデジタル化への対応に関する検討会AIワーキンググループ報告書 」によると以下のようなAIに関するトラブルが予想されるとのことです。 想定される利活用 想定されるリスク 人の在・不在、居場所に応じたエアコンの運転や温度・…
コロナ騒動で移動が制限される中、電子契約への注目が集まっています。 ですが、電子契約のハードルが高く感じられ、結局契約書にハンコを押す習慣から抜けきれないのが現状かと思います。 電子契約は契約者本人を証明する電子署名をすることで成立しますが…
コロナ騒動の影響で、あらためて自社のBCP(事業継続計画)を見直した中小企業も多かったことと思います。 仕入先の分散、在宅勤務の手順などBCPで検討すべきことも多いと思いますが、サイバー攻撃を受けた際の対応、セキュリティ対策についても是非BCPに含…
AIを導入する前に、業務で要求される精度を設定しておきます。またAIは作成したら終わりではなく、その精度を評価して改善を続ける必要があります。 例えば、医療や自動運転など人命に関わるものでは、限りなく100%に近い正確な判定結果が得られないと実用化…
AI・機械学習・深層学習などと言われても、専門用語はよくわからない、でもそのエッセンスだけでも知っておきたいという方も多いと思います。ここでは、これらのワードについて解説します。 まず言葉の意味を定義してみました。 AI コンピュータにより人工的…
第一生命は投資先企業との対話において、新型コロナウィルスの感染再拡大への対応を促し、外出制限となっても事業継続できるような業務や事業のデジタル化を求めることを公表しました。 同社は、テレワークやオンライン事業の推進、サプライチェーン分断に備…
デジタル・トランスフォーメーションという言葉を見聞きする機会が増えたと思います。特にコロナ感染により消費者の行動パターンが変わったことにより、この流れに乗って生き残れる企業とそうでない企業は分かれてきています。 デジタル・トランスフォーメー…
AIによる人員配置や採用の試みが実用化されつつあります。 ところがAIが人事を判断することにアレルギーが起きていることも事実です。 AIによる人事判断の問題点は概ね、以下のような事項になります。 AIの出力した結果は、どのようなプロセスで導かれたのか…
中小企業がAIを導入するために課題となる点が3点あります。 ・AIに必要なデータが整備されていない。・AIで何ができるのか、よくわからない。・AI導入の仕方がわからない。 順番に説明していきます。 AIがこれまでのITシステムと異なる点は、データの処理の…